予防接種・ワクチンのスケジュールについて

(2014年4月 初掲載・・・2014年4月 最終更新)

 近年日本で接種可能なワクチンが増え、また定期接種に作用されるワクチンも増えました。各ワクチンごとに接種スケジュールが決められており、それらを組み合わせて接種計画を立てることが複雑化し難しくなっています。
 さらに世界標準の「同時接種」という方法が日本ではまだ不安視されている事情もあり、単独接種にこだわるか、同時接種を行うかの考え方により単一の接種計画では管理できない状況も複雑化の一因となっています。
 接種事故・誤接種を避ける意味からも、接種を希望し受ける側の家族もワクチンの効果と副反応のみならず接種スケジュールも理解し、自分で計画を立てることが望まれます。複雑で無理と感じたら、医療機関へ丸投げする前に保健センターの予防接種担当者と相談し、以下の情報を利用しながら考えてみましょう。
 自分の子どもの命を守る予防接種はご両親が自ら考えて計画を立て、間違いを未然に防ぐという意識が望まれます。
 最近なにかと話題の「イクメン」のお父さん方、出番ですよ〜。

(ご注意)

 国立感染症研究所と厚生労働省は国の機関ですから “公式見解” と考えてください。「日本小児科学会」は専門医集団、「KNOW★ VPD」はワクチンに興味を持つ医師によるNPO法人であり、その見解・意見はより世界標準に近いのですが、“公式” ではないことをご了解ください。

国立感染症研究所

■ 「乳幼児予防接種スケジュール Ver.7」 2014年4月1日
 以下のDPT-IPV(四種混合)を受ける場合という前提で3パターンを設定して表が作成されています;

1.同時接種1回に受けるワクチンの数は2種類以下)を希望
 → 受診回数:16回(インフルエンザを除く)
2.同時接種(1回に受けるワクチンの数に制限をつけない)を希望
 → 受診回数:15回(インフルエンザを除く)
3.単独接種を希望
 → 受診回数:27回または28回(インフルエンザを除く)

厚生労働省

■ 「予防接種の間違いを防ぐために」2014年4月
 医療関係者、ワクチンに関与する方全般向けで、スケジュールから外れたときにどう考えればよいのか、現時点で一番詳しい資料です。

日本小児科学会

■ 「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」2014年1月12日
■ 「日本小児科学会推奨の予防接種キャッチアップスケジュール」2014年1月12日
■ 「日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方

KNOW★VPD

■ 「予防接種スケジュール」2014年3月版
■ 「予防接種スケジューラーアプリ」(無料)

アメリカCDC/ACIP

■ 「アメリカにおける予防接種スケジュール2014年
Recommended Immunization Schedules for Persons Aged 0 Through 18 Years, 2014」(日本語解説
 参考に、外国の代表としてアメリカのCDC/ACIPの推奨スケジュールを引用します。日本とどこが異なるのか、ご確認ください。

<関連ページ>

<参考ホームページ>

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

VPDがつくった優れもの。スマホ対応版です。

厚生労働省が作成したワクチン啓蒙リーフレット(6種類)。ネーミングのセンスは?

国立感染症研究所:感染症情報センターのHP。

小児科医のタネ本です(2013年版)。